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代アニの週一コース【アニメベーシック】では作画が上達しない理由

代々木アニメーション学院

全23コースある(※2023年入学案内)代々木アニメーション学院(以下、代アニ) の週一コースの中で、創立43年の伝統的技術が結集されているのが【アニメベーシック】コースです。

1978年に東京校で初めて開講されたのが「アニメーター、マンガ科」でしたので、週一コースといえど、そのノウハウには古い歴史があるというわけです。

 

さて、そんな伝統あるアニメーター科の週一コースである【アニメベーシック】は、アニメーターを目指す方に人気がありますが、技術向上を期待して受講すると少々物足りないかもしれません。

例えば、作画やアニメ制作工程をある程度理解している方が、さらなるレベルアップを図りたいと思うのなら、同じ週一コースの【3DCGコース】などを検討してみるべきでしょう。

【アニメベーシック】はあくまでアニメ制作全体を広く学べる場であり、作画の技術を深く掘り下げて学んでいくようなカリキュラムにはなっていないからです。

 

もちろん、作画の基礎は学ぶことができますが、これは「プロのアニメーターになるための第一歩」と認識しておくか、あるいは全体を指揮するアニメ監督、作画監督を志す方が適しているかもしれません。

以下、詳しく解説していきます。

 

【アニメベーシック】の実施校は2校だけです(2023年予定)
  • 東京校  水 19:00~21:00  日 10:00~12:00
  • 名古屋校 水 19:00~21:00(オンライン)

 

※週一コースは実施校舎と時間帯が予め決められており、受講希望者が少ないと開講されないこともあるため、募集要項も毎年よく変更されます。必ずその年の入学案内と募集要項でご確認をお願い致します。

 

入学案内は無料です↓

代々木アニメーション学院

 

 

代アニの週一コース【アニメベーシック】では作画が上達しない理由

いりうわ
いりうわ
【アニメベーシック】コースは週に1日、2時間の授業を半年間続け、合計20回の授業を受けることになります。

<カリキュラム概要>

  1. アニメ制作工程
  2. クリンナップ
  3. 中割り・タップ割り
  4. アニメレイアウト
  5. アクション創作
  6. 原画基礎・応用
  7. 基礎動画作画
  8. ショートアニメ制作

 

【アニメベーシック】はアニメーション制作をゼロから学ぶ

アニメ制作について全く未経験で知識もない方でも、興味があれば基本から学べるのがこのコースです。

そして、制作工程全体を把握するためにクリンナップ、レイアウト、作画などの各工程を広く経験することができます。

しかし、繰り返しになりますが、各工程を掘り下げて深く学んでいくものではない為、プロになるための技術向上という意味ではこれだけでは足りないのです。

【アニメベーシック】で学べるのは企画から作画まで

半年間でアニメ制作工程を学んだら、最後に自身でショートアニメを制作します。

事実上の卒業制作のようなものですが、何の知識も持ち合わせなかった自分が、ひとつのアニメ作品を創ることができるようになったという事実は感慨もひとしおです。

制作したアニメの出来は別として、ここまでくれば自分の適性も見えてくるはずですので、次に進む道を考えることができます。

【アニメベーシック】を受講した後は

受講後は、アニメ制作の全体を把握できますので、アニメ監督など制作を指揮する立場を目指す方も多いです。

また、各工程のうちで自分の適性に最も合う工程を見出し、力を伸ばそうとする方もいます。

やはり、作画をもっと勉強してプロのアニメーターになりたいという方が多いようで、全日制の「アニメーター科」や他の週一コースに入りなおす方もいます。

 

◆全日制のアニメーター科については別記事で詳しく解説しています。

 

<週一コース【アニメベーシック】の学費>※税込み
  • 入学金 33000円
  • 受講料 132000円
  • 合計  165000円

◆学費と学費サポートについては別記事で詳しく解説しています。

まとめ

  • 週一コース【アニメベーシック】はアニメ制作工程の全体を学ぶ
  • 作画など一つの工程のレベルアップを図れるものではない
  • 最後のショートアニメを制作する頃には自分の適性も見えてくる
  • コース受講後は、やはりアニメーターを目指す方が多いがアニメ監督などの全体を指揮する立場を目指す方もいる

 

※週一コースは頻繫に変更がありますので、2024年入学案内を必ずご確認下さい。

 

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