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代アニの高い授業料は学費サポートの利用でいくら免除されるのか?

代々木アニメーション学院

代々木アニメーション学院(以下、代アニ)の学費が高いと言う話は、昔からよく言われてきました。

代アニに限らず、アニメ制作や声優など、およそエンタメに関わる学校の学費は他と比べて見てもいつも割高です。

それでも本気で学びたいと思って入学する方は、その学校にある学費サポートを効率よく利用しなければなりません。

 

例えば、代アニの学費免除の種類と金額は以下のようなものがあります。
  • AO入学:5万円~30万円
  • 1人親:10万円
  • 親兄弟が卒業生:10万円
  • 特別コンテストグランプリ:2年間の授業料免除
  • 新聞奨学生:全額免除(※条件アリ)
ただし、学費免除の金額や受けられる資格には様々な条件がありますので注意が必要です。

 

この記事は、代アニの学費サポートがどのようなものか解説していくとともに、学費免除を利用するための条件をご紹介します。

代アニに入学を検討している方にとって、役立つ情報となっています。

 

※当サイトで解説している「代アニの学費サポート」は資料請求すると一緒に送付されて来る「募集要項」を参考にしています。公式な募集要項は無料ですのでお取り寄せください。

 

入学案内は無料です↓

代々木アニメーション学院

 

代アニの高い授業料は学費サポートの利用でいくら免除されるのか?

代アニの学費は、学部によって金額に多少の違いがありますので、まずは代アニの学費がいくらかかるのか、それぞれ具体的に見ていきます。

以下は、【2023年4月入学生を対象にした全日制の学費】です。

※高等部のみ3年次まであります。金額は全て税込み表示です。

 

いりうわ
いりうわ

【エンタメ学部】【エンタメスタッフ学部】【こども学部】【全日Wスクール学部/全日社会人夜間学部】声優タレント科の学費です。

<1年次>

  • 【入学金】200,000円
  • 【年間授業料】693,000円
  • 【施設設備費】385,000円
  • 【教育充実費】220,000円
  • 【教材費】55,000円

【学費合計】1,553,000円

<2年次>

  • 【年間授業料】693,000円
  • 【施設設備費】385,000円
  • 【教育充実費】220,000円
  • 【教材費】33,000円

【学費合計】1,331,000円

<3年次(高等部)>

  • 【年間授業料】346,500円
  • 【施設設備費】192,500円
  • 【教育充実費】110,000円

【学費合計】649,000円

 

 

 

いりうわ
いりうわ

【アニメ学部】【デジタルアニメ学部】【クリエイター学部】【マンガ学部】【ゲーム学部】【全日Wスクール学部/全日社会人夜間学部】アニメーター科・イラスト科・マンガ科の学費です。

<1年次>

  • 【入学金】200,000円
  • 【年間授業料】693,000円
  • 【施設設備費】429,000円
  • 【教育充実費】220,000円
  • 【教材費】55,000円

【学費合計】1,597,000円

<2年次>

  • 【年間授業料】693,000円
  • 【施設設備費】429,000円
  • 【教育充実費】220,000円
  • 【教材費】33,000円

【学費合計】1,375,000円

<3年次(高等部)>

  • 【年間授業料】346,500円
  • 【施設設備費】214,500円
  • 【教育充実費】110,000円

【学費合計】671,000円

以上は、あくまで概算です。

実際は、ここからさらに新しい教材代、検定費用や実習費などが必要になってきます。

 

代アニが設ける9つの学費サポート

代アニが学費サポートとして募集要項に掲げているのは、厳密には【母子・父子家庭進学支援制度】と【親子・兄弟姉妹学費免除制度】の2つです。

しかし、ここでは代アニ生が利用できる学費免除や支援という広い意味で、9つの学費サポートとしてご紹介します。

 

さて、この9つの学費サポートは、その内容と特徴からさらに3つに分類することができます。
  1. 代アニ自身が学費免除する制度
  2. 代アニ生が何らかの負担を伴い得られる援助
  3. 直接的な学費免除とはならない付随サポート
以下、詳しく解説していきます。

代アニ自身が学費免除する制度

例えば、入学志願者の特性や出願時期などによって学費が免除されるもので、代アニ自身が募集要項でも明確に謳っている制度です。

以下の3つの免除制度がありますがいずれか1つだけの適用であり、重複して学費を免除してもらうことはできません。

また、学費免除は1年次学費(年間授業料)からのみ免除されるので、2年次学費は対象外となります。

AO入学

書類選考と面接を経てAO入学奨学生になると、特典として【年間授業料の学費援助】か【週一コース無料受講】を選ぶことができます。

「学費免除」の金額は出願時期により差があり、早く出願するほど免除額は高くなります。

高等部の場合、最も早い時期である第一期出願で30万円の免除額(※2023年4月入学生の場合、他学部は20万円)となっています。

「無料受講」を選んだ場合でも、同じく第一期出願で最大29.7万円の授業料が無料になる計算です。

◆AO入学の特典については別記事で詳しく解説しています。

 

母子・父子家庭進学支援制度

これは、1人親家庭の入学生を支援する制度です。

出願時点で1人親であれば、証明書類として「児童扶養手当証書のコピーまたは戸籍謄本」を提出した後、学費が10万円免除されます。

親子・兄弟姉妹学費免除制度

出願者の兄弟姉妹が代アニ在籍中、もしくは兄弟姉妹か保護者が代アニの卒業生だった場合も、学費が10万円免除されます。

※例外 特別イベントの学費免除

代アニが開催する特別イベントやコンテストによってグランプリをとるなどの優秀な成績を修めた場合、学費が免除されることがあります。

ただし、開催が不定期で、行われるかどうかも学部によります。

2年間の授業料免除など、かなり大きな特典が付くことが多いため、代アニの特待生制度だと捉えておけばよいでしょう。

 

いりうわ
いりうわ

代アニの学費免除は、総合的に見れば決して大きな金額ではないものの、利用しやすいので対象者は必ず申し込みましょう。

 

 

 

 

代アニ生が何らかの負担を伴い得られる援助

これは、一定の要件を満たせば学費が免除されるというものではなく、学費を納めるのが困難な方を援助する意味合いが強いものです。

従って、生徒自身に支援してもらうための負担が伴ってきます。

また、これらの援助は代アニの入学生だけの特別な制度ではありません。

新聞奨学生制度

各新聞社が実施している奨学生制度です。

代アニで学びながら新聞配達業務を行うかわりに、学費の大部分または全額を奨学金として奨学会が負担してくれます。

代アニの募集要項では「2年間新聞奨学生を続けることにより、貸与された奨学金は全額返済免除となります」とあります。

教育ローン

率直に言ってしまえば、学費に充てるためのお金を低い金利で借りるというものです。

教育ローンは、代アニ生と言うよりは保護者が負担することになります。

代アニが提携している「SMBCファイナンスサービス株式会社」と「株式会社オリエントコーポレーション」の教育ローンを【代アニ教育ローン】として受付窓口を設けています。

その他にも民間と国の教育ローンがありますが、審査や金利に大きな差がなければ、特に代アニの教育ローンでなければならないという理由はありません。

高等学校等就学支援金

これは高等部のみが対象となります。

代アニはルネサンス高等学校のサポート校であるため、高等部の授業料部分について「高等学校等就学支援金制度」を受け取ることができます。

入学後の提出書類と世帯年収を基に認定の可否が判断されます。

高校卒業に必要な3年以上の在籍及び75単位以上の取得がなければ支援金を受けることはできません。

就学支援金=単位数×(-4,812円~-10000円)※世帯年収により変動します

 

いりうわ
いりうわ

奨学金やローンなどの援助は、労働や返済の負担が後々重くなっていくこともありますので、利用するかどうかはよく考えましょう。

 

 

 

直接的な学費免除とはならない付随サポート

明確な学費免除や支援金とはいかないまでも、長期的に見れば有益になりそうなサポートです。

団体総合生活補償保険加入制度

代アニでは、入学と同時に全学生を被保険者とする団体総合生活補償保険に加入します。

これには入学生自身が特に手続きをする必要はありません。

学院にいる時はもちろん、通学中や在宅時のケガによる入院・通院が補償対象となっています。

住居サポート

代アニでは、指定の学生寮、学生マンション(一部食事付き)、一般アパート・マンションを紹介しています。

食事付きなどの一部の指定学生寮を除いて、特に代アニ生だから賃料が安いというようなメリットはあまりありません。

いりうわ
いりうわ

付随サポートは直接的な金額が見えない分、その恩恵や魅力は感じにくいかもしれませんが、いざという時に助かることもあります。

 

まとめ

  • 代アニの学費サポートは広い意味で9つ、その特徴からさらに3つに分類することができる
  • ①代アニの免除制度②代アニ生の負担を伴う援助③付随サポートの3つである
  • 学費サポートにはすぐに利用すべきものと、よく考えるべきものがある

 

※学費サポートが紹介されている募集要項は毎年頻繁に細かい変更があります。無料の入学案内を取り寄せ、ご自分でも必ず詳細の確認をお願いいたします。

 

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