代アニのアニメーター科の評判 ひどい口コミに反してレベルが高い?

代々木アニメーション学院

代々木アニメーション学院(以下、代アニ)と聞くと「プロの声優を育てる専門学校」というイメージがあります。

しかし、まだ学校名も異なっていた1978年に初めて東京校で開講したのは、アニメーター、マンガ科でした。

つまり、代アニの長い歴史の中で、最も蓄積されたノウハウを誇る学科がアニメーター科だと言えるのです。

 

ただ、これはアニメーター科に限ったことではありませんが、主にネット上では代アニの悪い評判やひどい口コミが目立ちます。

過去に起こったいくつかの事件から生じたイメージで、批判され続けるのも仕方ない部分はありますが、こういった負のイメージと現在の教育実績は別に考えねばなりません。

特にアニメーター科は、その生徒作品を見ればわかる通り、素人目から見てもクオリティは決して悪くありません。

 

それでも誰からともなく「代アニ生は使えない」と言う声が聞こえてくるのは何故なのでしょうか。

実は、代アニ生にはアニメーターとしての才能と実力は伴っているのにそれを発揮できない現実があるからなのです。

以下、詳しく解説していきます。

 

この記事は、このような方に有益な情報です。
  • 代アニのアニメーター科入学を考えている
  • アニメーター科の評判の実態を知りたい
  • アニメーター科の卒業後が知りたい

 

 

いりうわ
いりうわ

アニメーター科は代アニの10校舎全てに設置されている学科です(2021年10月現在)。

※アニメーター科については入学案内「アニメ学部 アニメーター科」のページでも詳しく解説されています。

代々木アニメーション学院

 

代アニのアニメーター科の評判 ひどい口コミに反してレベルが高い?

「鬼滅の刃」「魔法少女まどか☆マギカ」「僕のヒーローアカデミア(第4期)」など、そうそうたるアニメ作品で活躍の実績がある代アニのアニメーター科ですが、率直に言えば、こういった成功を掴めるのはほんの一握りです。

残念ながら学んだことを活かす機会がないまま挫折してしまう方もおられます。

原因としては、在学中に思い描いていたものと違う、いわゆる「理想と現実のギャップに苦しむこと」が多いのですが、具体的には以下の3つがよく聞かれます。
  1. 納期厳守の現実
  2. アナログとデジタル
  3. 描きたいことが描けない

納期厳守の現実

在学中は、液晶タブレットを使って丁寧に時間をかけて描いていたものが、アニメ制作会社に就職して実際に描き始めると、何より早さを求められることに、まず衝撃を受けると言います。

特に下請けで作画を担当しているような会社は、期日までに仕上げることが絶対条件ですので、いかに高いクオリティを保ったまま早い作業ができるかが要求されてくるのです。

たとえ代アニ生に高い作画能力があったとしても、はじめから短時間で何枚も描き続ける作業には慣れていません。

在学中は幾分融通が利いていた作業時間が実際の現場では厳しいため、最初にこの点で躓く方も多いのです。

アナログとデジタル

アニメ制作のデジタル化が進んでいるとはいえ、まだまだ紙と鉛筆で描いている制作現場は数多くあります。

代アニのアニメーター科では一人一台のタブレットが貸し出されており、カリキュラムも普段の練習もデジタルが中心です。

時代の流れに沿った当然の動きと言えますが、図らずもここにいくつかの弊害が生まれます。

例えば、何年も紙と鉛筆だけを使ってきたベテランアニメーターが多い制作会社では、作画用紙の種類や鉛筆の硬さ、定規に至るまで細かいこだわりがあります。

クロッキー(鉛筆の速写画)などで鉛筆は使用するものの、主にタブレット作画で慣れてきた代アニ生が、いきなりアナログの専門知識を要求されても無理な話で、あげく「使えないな」と言われてしまうわけです。

描きたいことが描けない

人それぞれ得意な画風があり、在学中は自分に合った好きな画を描いてスキルアップを図っていくこともできました。

しかし、卒業後は当然制作会社が受注した仕事をしなければならず、フリーランスでない限りはその作品の世界観を壊さぬよう、時には自分の画風を曲げて作業もしなければなりません。

これを良しとせず「望んでいた世界とは違う」と言って辞めてしまう方も多いのです。

 

代アニのアニメーター科で後悔しないために

いりうわ
いりうわ

上述した「代アニ生は使えない」などという悪い評判が生まれる原因を踏まえると、その解決策は以下の3点に集約されます。

  1. 在学中から作業スピードを意識する
  2. タブレット(デジタル)だけに頼らない
  3. 企業説明会・ツアーに積極的に参加する

在学中から作業スピードを意識する

描くスピードを上げるには、日頃から意識することが大事ですが、納期が決められている作業に慣れておくことも重要です。

エンタメ学部のようにオーデイションというものがないアニメーター科の生徒は、納期に慣れるために学内で開催される作品コンテストに積極的に参加することをお勧めします。

タブレット(デジタル)だけに頼らない

アニメーター科のカリキュラム自体が必ずしもタブレットしか使わないというわけではありませんが、紙と鉛筆にも慣れておく必要はあります。

就職する会社によっては、デジタルが主流でも独自のツールを使っていたり、アナログで描ける人を重宝したりする所もあります。

企業説明会・ツアーに積極的に参加する

自分の得意とする画や、描きたいものに近い制作会社に就職するために、企業説明会には積極的に参加するべきです。

もともと、代アニは求人票の数やインターンを受け入れてくれる会社も多いと言われています。

その他、アニメ制作会社の見学会や、地方の学生のための就職ツアーがあることも有名です。

就職ツアーって?
アニメ会社は関東圏に多くあります。地方の学生が就職活動のために何度も東京に来ていては交通費もばかになりません。そこで学生が就職を希望する会社と学校が相談し、指定した日時で数社の会社を受験することができるシステムです。

引用元:代々木アニメーション学院公式HP

 

まとめ

  • アニメーター科出身の代アニ生の実力は決して低くないが、それが認められにくい現実がある
  • 主に、作業スピード・アナログの現場・世界観が違うことが主な原因としてよく聞かれる
  • 後悔しないためには在学中から意識と行動が必要
いりうわ
いりうわ

アニメーターの仕事自体がもともと根気のいる作業です。理想と現実のギャップはどこにでもあるので、結局は「すぐに諦めないこと」が大事です。

※ワコムのペンタブレット「mobilestudio pro」をはじめ、アニメーター科の生徒が使用している機器や学習環境については入学案内「代アニを選ぶべき6つの理由」の2つ目でも紹介されています。

資料請求はこちら (数量には限りがあります)

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